Teck teacher's

企業から教員へ転職(6年目)、目標は「先生が幸せに働けることで、子供達も幸せにする」、3人の子育て中、科学的根拠を教育の現場に、定時退勤と生産性の両立、学校にトヨタ式5S、断捨離好き、武士道、趣味は読書、このブログはメインは教育現場で働く先生向けに心理学や統計を使ったテクニックを紹介します

最も大切な一言目

結論からいうと、

「授業のはじめにこの時間で身につける事項を子供にと伝える」です。

 

授業始め、号令の直後にあなたは何という言葉を発しますか?

「はい、今日は〜を勉強しますよ。、教科書〜ページを開いてください。」

「昨日はどんな勉強したかな。」

などでしょうか?

なんとなくはじめの一言が流れていっていることがあるのではないでしょうか。

 

講演家の鴨頭義人さんはおっしゃっています。

「スピーチの一番最初に話す言葉が、あなたの一番伝えたいことです。」と。

これは、若かりし頃、鴨頭さんが最初のスピーチで、プロの講演家の方から言われた言葉だそうです。

授業ではよくめあてに「〇〇ゲームをしよう」などや、「13+28の筆算の仕方を考えよう」などのめあてを提示することがありますね。ゲームをしたらオッケーですか?考えたらオッケーですか??

その時間にわかるようになるべきことはなんですか??とわたしは疑問に思っていました。

わたしだったら「一の位が繰り上がる計算の仕方や筆算の仕方が今日は全員がわかるようになりましょう!」とはじめに告げたほうが、シンプルなのではないかと思うのです。

なぜならその時間には遊ぶことや、ブレインストーミング的に何でもかんでも考えることが目的ではなくて、計算の方法がわかることが目的ですよね?

ですので、子供達が緊張感が最高潮なはじめのタイミングの一言は、流れていくようなどうでもいいことではなく、その時間の核となる言葉を子供達に伝えること。

 

参考

https://youtu.be/QUsl-rN29Iw