Teck teacher's

企業から教員へ転職(6年目)、目標は「先生が幸せに働けることで、子供達も幸せにする」、3人の子育て中、科学的根拠を教育の現場に、定時退勤と生産性の両立、学校にトヨタ式5S、断捨離好き、武士道、趣味は読書、このブログはメインは教育現場で働く先生向けに心理学や統計を使ったテクニックを紹介します

先輩に聞くメリット!

研究者のリンジェンクイスト氏の調査によれば、人にアドバイスを求めると4つのメリットがあるといいます。

 

①情報の獲得

②自分の身になってもらえる

③関わりの強化

④ゴマすり

 

①は当然のことですね!②相手は思ったほどわたしのことをわからないものだということです。だからこそ「あなたが、もしわたしの立場だったらどうしますか?」と質問してみるのがいいのですね!③は人から必要とされることは、誰だって嬉しいものですね!聞かれれば相手の身になって〝自分の時間〟をあなたに使うようになりますね。するもあなたをなんとか助けたいという思いやりが生まれあなたとの関係が強化されるというわけです。同時に、あなたを助けたことで「あなたは助けられるべきに値する」と心では信じようとするわけです。するとその先もあなたの力になってくれようとするようになります。これは「一貫性の原理」という人間の心理が働くからです。

②③は承認欲求も関係していそうですね!

④はその結果からのおまけといったところでしょうか。

 

授業作りなど同僚の先輩教師に聞くということを推奨されますが、教わったことから新たな発見があるかもしれません。

例えば「生き物の名前をかたかなで書くのは理科などの科学的な視点から見るとき。だから〝横書き〟で書くことが多いよ!」ということを最近わたしは教わって知りました!指導書には載っていません!!

そこまで多く会話をする方でもないのですが、さらに自分が疑問に思っていたことを調べてきてくれたりもしました〔ありがたや!〕

 

でも、気を付けてください!!!以上のようなメリットはありますが下心はっきりいってバレます。。。

普段から「分からないことは聞いていい!」と思うマインドセットを持ちましょう!

質問は知識の無さを露呈するなど悪い方に思うのは自分だけです。大人だって関係ありません、周りはそんなこと思っていません。というよりかそこまで他人に関心ありません!!(笑)

 

日々、事務的なことに忙殺されて一人で抱え込んでしまうこともありませんか?隣や前の先生に明日の授業についてでも週明けに1つ質問してみてはいかがでしょうか?

 

参考著書

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 [ アダム・グラント ]

価格:1,944円
(2019/5/19 12:46時点)
感想(3件)