Teck teacher's

企業から教員へ転職(6年目)、目標は「先生が幸せに働けることで、子供達も幸せにする」、3人の子育て中、科学的根拠を教育の現場に、定時退勤と生産性の両立、学校にトヨタ式5S、断捨離好き、武士道、趣味は読書、このブログはメインは教育現場で働く先生向けに心理学や統計を使ったテクニックを紹介します

悩みを頭から離す方法!

「悩み」が無い人はいませんね。しかもぐるぐる頭の中を回って夏の蚊のようにまとわりついてきます。これを心理学的に反芻(はんすう)と言うそうです。

この反芻にたいしてどうしていますか??

・気の置けない相手に話す(相談、愚痴)

・悩み自体を考えないようにする

・ぬいぐるみをサンドバッグにするなど

 

 

いやいや、これが実は、さらにドツボにハマる方法だっってことがわかったんです!では解説します。

 

まず、「気の置けない相手に話す」はそもそも相談したりすることで思い出す行為が働き、より悩みが忘れにくくなってしまうんです。

つぎに、「悩み自体を考えないようにする」については面白い実験を紹介します。被験者に5分間「しろくまのことを考えないでください、もしも途中で考えてしまったらその時は手をあげてください」と伝え観察しました。すると途中でちらほら手があがるあがる!さらに、5分後「しろくまのことを考えていいですよ」と伝えるとかなり多くの被験者がしろくまのことを考えました。つまりダイエットでもある「リバウンド」です!考えないようにすることは人間の脳の性質上効果的では無いのですね。

そして、最後に「ぬいぐるみをサンドバッグにする」(別にぬいぐるみでなくてもいいのですが)主に「怒り」をこのような暴力?で発散させることで果たして本当にスッキリするのか。実は、これ、むしろ有害で、その後に攻撃的な言動が増えるなどの副作用までついてきてしまうんです。八つ当たりもこれに同じですね。

 

ここまで聞いて、「うぅーー」っとさらに頭を抱えたくなるのですが、ではどうすればいいのって話を3つ紹介したいと思います。

 

1、視点を変える

2、目をそらす

3、リフレーミングする

 

1は自分の嫌な状況などを第三者視点で考えてみてください。嫌なシーンや今自分が悩んでいる姿をズームアウトして頭の中に映像化しましょう!同時に、他人目線で今の自分に思いやりのあるアドバイスしてあげてください。(セルフコンパッション)

 

2は違うことを考えましょう!ということです。おすすめはそもそも意思力(ゲームでいうHP)や時間は有限なんです、だから自分が使うべきものに目を向けることです。先生の仕事でいうとそれは子供を把握することかもしれませんし、授業を楽しくすることかもしれません。

3は学びに変えましょうということです。当然悩みはネガティブです。でもネガティブなことなくしてその問題に気付けましたか?問題を解決する工夫をしていくことで自身の成長のきっかけにしていきましょう!

 

いかがでしたでしょうか。使えそうかどうかは考えていただき、興味があれば試してみてくださいね!

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