Teck teacher's

企業から教員へ転職(6年目)、目標は「先生が幸せに働けることで、子供達も幸せにする」、3人の子育て中、科学的根拠を教育の現場に、定時退勤と生産性の両立、学校にトヨタ式5S、断捨離好き、武士道、趣味は読書、このブログはメインは教育現場で働く先生向けに心理学や統計を使ったテクニックを紹介します

グレーゾーン

発達障害のグレーゾーンの人っているんです。しかし、このグレーゾーンが実は生きづらさをかかえている人が少なくありません。

 

明らかに知的な遅れ、発達の遅れがあると分かっている(または診断が出ている)場合、周囲もそれを踏まえての対応を心がけてくれるのが一般的。ただし、グレーゾーンは違います。なぜなら“ある面において”の困難さを抱えているものの、大方の生活は他の人と遜色なく過ごしているからです。故に本人も発達障害であることに気づいてすらいない。周りもその人にあった対応をしてくれないとなるわけです。

 

では、どうすればいいか。やはり、周りは気付いてあげることです。また自身が職場の人間関係などで甘く入っていないと感じる場合は試しに疑ってみてもいいといえます。なぜなら仮に対策を講じたとしても村にはならないからです。そしてトライアンドエラーを繰り返して分析、環境を調整したり、周りは行動や存在を認めてあげる。ときには周りと自身が一緒に楽しめることをすることも効果的です。

 

となると、教室の子供ではどうか。

教室環境の調整はだから大切なのです。ごちゃごちゃしている環境で注意が散漫になる特性の子がいたらきっとあなたはしかることでしょう。でも、立ち止まって、振り返っているみてください。そもそも、その子への支援としてあなた自身がやれるべきことをしているのか。

子供は変えられない、あなたを含む環境が変わる必要があるのです。

 

これは、あなた自身の働き方にもいえます。まずはあなたにとっても、ベストな環境を整えてあげましょう。

 

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