Teck teacher's

企業から教員へ転職(6年目)、目標は「先生が幸せに働けることで、子供達も幸せにする」、3人の子育て中、科学的根拠を教育の現場に、定時退勤と生産性の両立、学校にトヨタ式5S、断捨離好き、武士道、趣味は読書、このブログはメインは教育現場で働く先生向けに心理学や統計を使ったテクニックを紹介します

権威のある人間も完璧ではないという出来事

教室の掲示物の誤字脱字チェック。やりたくない仕事の中にはいる、面倒なタスクです。

「教室の掲示物チェックしましたか?」

私は掲示する前にチェックしているはず。でもこうくるということはミスがあったのだろうと察するのは大人なら普通の感覚でしょう。

わたしは、反論の言葉を飲みこみました。

「あまりにも多くて途中で嫌になってしまったよ。チェック前なんだろうなと思うから、チェックしてください。これ担任のあなたが責任もってまず見てほしい。」

と朝一からいわれたものの、ミスは認めたいところです。

「どこがおかしかったですか?」と尋ねました。その返答に「たくさんあって言い切れないから、まず、自分の目で確かめて。」と言い放たれ、なにも言えず。

放課後、互いに見合うことになっていたので、こういうやりたくない仕事は高速でパパッと終わらせます。多少の丸点などその場でかわりに直しておきます。

それでもあるんです!A4紙にびっしりと。

渡すと「え、こんなにあったの!これ直してなかったかー。人のこと言えないじゃん!ごめんねー。」

「いえいえ。」

素直に認めるところが良かったので許します。

この方、日本全国で講演をするほどの権威をお持ちで、実力も素晴らしい方です。 

そんな方でも初任と同じような凡ミスだってあるのだなとほっとした出来事でした。